芙苑晶 - AQi Fzono
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『宇宙論(Cosmology)』> Album Guide > キーワード集
芙苑晶( AQi Fzono ) SF ミュージック( Sci-fi music )
  • それまでジャンル分けしにくいとか、複数のジャンルのリスナーからさまざまな評価を得ていた芙苑晶の独自なスタイルの音楽について、彼自身が考案した名称、それが SF ミュージックである。

  • SF ミュージックに決まったスタイルはない。それはあらゆるジャンルにまたがり、あらゆる音楽ジャンルの要素を吸収しながら成長し、かつ、結果的に一つの新しいフォームを生み出しているという点で、文学における SF の位置と似ていることから、この名が命名された。

  • 音楽における SF ( Science Fiction =科学と空想)とは、芙苑晶によれば、「電子テクノロジー( Science =科学)によって人の映像的なイマジネーション( Fiction =空想)」に訴えかける力を持った純粋なエレクトロニック・ミュージックまたはロックとして表現されうる、という意味合いが込められている。

  • そうした意味で、 SF ミュージックとは、たんにその言葉通り「 SF 的なイメージの音楽」という意味にとってもらってもかまわないが、しかしそれは実際には、さまざまなジャンルとクロスオーバーしながら無限に発展する可能性を秘めた、ひとつの、ジャンルとか手法言うよりは、美学的な「スタイル」であり、混沌とした現在の音楽界への芙苑晶からの「提案」でもあるのだ。

  • この斬新な定義もまた、『宇宙論( Cosmology )』のオリジナル盤発売の 1998 年当時に芙苑晶自身によって提唱・確立され、現在すでに少しずつフォロワーを生み出しつつある。

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  • Wikipedia > Sci-fi music (English)
芙苑晶( AQi Fzono ) シンフォニック・テクノ(Symphonic Techno)
  • ダンス/エレクトロニカと最新のプログレッシブ・ミュージックを融合したスケールの大きなサウンドからその呼び名が誕生した新ジャンルである。

  • これは、よくある「キャッチコピー」のようなレベルではなく、実質的にまったく新しい、それまでになかった革命的なスタイルだというのが、『宇宙論( Cosmology )』を聴けば、わかるにちがいない。

  • 98 年の『宇宙論( Cosmology )』発表の時点で芙苑晶自身がすでに提唱していたこの新手法・新ジャンルは、『 Cosmology 』のオリジナル盤が早くも廃盤扱いとなったこともあって、その後フォロワーを生むには至らなかった。

  • しかし、今回のリマスター盤とその世界同時発売によって、その手法の真の新しさが評価されるにちがいない。

    そしておそらくは、新たなフォロワーを生み出す可能性を秘めている。

  • その意味で、今回の「 Cosmology 」のリマスター盤発売は、少し大げさに言うならば、よくあるアーティストの旧盤復刻以上の、 文化的価値・音楽史的価値において、大きな意義を持つものだとすら言えるのではないだろうか。

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  • Wikipedia > Symphonic Techno (English)
芙苑晶( AQi Fzono ) シンテレミン( Syntheremin )
  • 「シンテレミン( Syntheremin )」とは、「シンセサイザー・テレミン」を意味する合成語であり、芙苑晶自身が日本のエンジニア・ミチオ・クラハシの協力を得て考案・発明したオリジナル楽器の一つで、シンセサイザーの波形とパラメーター、合成機能、コントロール機能を持ったテレミンである。

  • 特徴的なのは、本体から出ている複数のアンテナのそれぞれに対して、シンセサイザーのように個別のパラメーター(通常のテレミンにある音程とヴォリュームの他に、フィルター、 Q 、エンヴェロープ、 LFO スピード等)が対応しており、あたかもツマミのたくさんついたアナログ・シンセのように各パラメーターをリアルタイム・コントロールできることだ。

  • そしてそれによって、あえてテレミンという楽器の持つ偶然性、ランダムネスをさらに強調し、この楽器ならではの、予測不可能な、サイケデリックでトリッキーな効果を生み出すことが可能である。こういった特性から、むしろこれを通常のテレミンのようにではなく、古い Buchla のモジュラー・シンセサイザーのように、巨大なランダム・エフェクト・マシーンとして使うのが面白い、と芙苑晶は語っている。

  • 『宇宙論』で初めて使われた楽器であり、『宇宙論 4 ( Cosmology4 )』などで多重録音されたその不思議なサウンドが聴かれる。

  • ただし、芙苑晶がこの時使用したのは、1号機=試作品であったため、不安定であり、すぐにダウンしてしまうのが難点であったという。そのため彼は、いずれこれを改良して、完成品としての2号機を作りたいと語っている。

  • シンテレミンは最近では、 2005 年のダモ鈴木ネットワークのジャパンツアーでもこれの小型が演奏されている。

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  • Wikipedia > Syntheremin (English)
 
 
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