ドーターズがアメリカに来た時、どうしてもこの曲のトラックを仕上げられない、って僕にメールで言ってきた。でもその時点で、TRDは7割仕上げていたんで、僕はちょっと手を貸しただけ。主にシンセとリミックスを手伝ったんだ。
あと、「Cosmology 6」からのMIDIデータの一部を合体させて、キーを合わせたりするのも手伝った。
この転調するパートに使ったシンセ・ベースは、タイトでボトムの効いたサウンドにしたかったんで、AQiのスタジオにある古いMoogのモジュラー・シンセを使ったんだ。
わざわざ夜中に「ゴメン」って借りに行って、みんなで自動車で運んでね・・・。あれは昔の小型の冷蔵庫4台分ぐらいあって、凄くデカいから(笑)。
でも、リミックス・トラック用のサブタイトル(「Tarnce-Rave Daughters Girls Pop Mix」)を付けたのは僕だよ。彼女たちが僕のワシントンのスタジオにデータを持って来た時、まだサブタイトルは決まっていなかった。
僕が仕上がったトラックを聴き直していたら、なんとなく頭に、日本の若い女の子のイメージが浮かんできたんだ。
アメリカでもたまにツアーリスト(旅行者)や住んでいる人たちを見かけるけど、最近の日本の若い女性は、とてもオシャレで、元気でキュートだよね。そういう雰囲気がこのリミックスに入ってるなって思った。それで、「ガールズ・ポップ・ミックス」にしたんだ。
TRDは、そういう今の日本の若い女の子のシンボル的な存在だって気がするんだ。
これは僕の感じ方になるけど、アメリカ人である僕から見て、このアルバムはなんとなく、「日本」っていうイメージがあるんだ。
もちろんそれは、AQiもTRDも日本人だし・・・、っていうのもあるんだけど、アルバムの曲を聴いていると、今の日本っていう国のイメージが伝わってくるような気がするから。なんとなくだけどね。
そんなこともあって、ガンダムとアニメとジャパニーズ・テクノが大好きな親日家の僕としては、これはとても楽しいアルバムなんだ(笑)。
(日本語で)「ミナサン、ドーモ、アリガトウ」(笑)。